色合いの変更
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【体験記】私を小麦畑に連れてって!~美瑛の丘で麦刈り体験&美瑛産小麦のパンを味わう~

小麦は、美瑛で最も作付面積の広い農作物です。
よく見る農作物でも、麦刈りの経験のある方は少ないのではないでしょうか?
今回参加してきたのは、広大な麦畑で麦刈り体験をした後、美瑛産小麦で作られたパンを頂く小麦三昧のプランです!
限られた期間にしかできない貴重な体験です!(写真は6月中旬に撮影)

北海道の小麦は全国の生産量の7割を占め、そのうち9割が9月頃に種をまき7月末に収穫する「秋撒き小麦」です。4~5月頃に種をまき8月上旬頃に収穫する「春まき小麦」もあります。それぞれに適した品種があり、秋小麦の代表的な品種は「きたほなみ」「ゆめちから」「キタノカオリ」、春小麦の代表的な品種は「春よ恋」「はるきらり」「ハルユタカ」です。

ハルコとアキコについてはこちらの記事をご覧ください。
ハルコとアキコ

小麦が収穫された後はこんな光景が広がりますよ。
麦稈(ばっかん)ロール

麦にはヒゲがあるものと、ないものがあるのはご存じですか?(写真はヒゲあり「ゆめちから」という品種)
小麦は7月に入るとその色を黄金色に変えていきます。夕日に染まった麦はまるで秋のよう。
ヒゲがあるタイプの小麦は風に揺れてキラキラと輝いて見えます。

麦刈り体験の前にガイドから説明があります。今回麦刈り体験をする品種は「ゆめちから」です。従来の国産小麦ではなかったグルテンを豊富に含むため、もちもち感の強いパンの原料として最近人気の品種です。

それではさっそく麦刈りをしてみましょう。刈りたい分を束ねて持って、根元に鎌を当てます。

簡単に刈ることが出来ました!ただし、思ったより茎が硬いので刈る時に勢いをつけてしまいがち…
誤って鎌で自分の足などを傷つけないように十分注意してください。

刈り取った麦はお土産に持ち帰ることが出来ます。
ドライフラワーにして、インテリアにもいかがでしょうか?

麦刈り体験の後はbi.ble(ビブレ)というレストランにあるベーカリーコーナーに立ち寄ります。
ここは旧北瑛小学校の敷地にレストランbi.bleとパン工房、宿泊施設が併設されています。ビブレ(bi.ble)は、美瑛の「bi」、フランス語で小麦を指す「ble」から付けられています。

ベーカリーコーナーでは美瑛産小麦を使用したパンが販売されています。パンはフランスから直輸入された石窯で焼かれ、小麦の香りがしっかりとします。今回のツアーでは好きなパンを2個まで選ぶことが出来ます。一番人気はクロワッサンだそうです。

パンはテイクアウトをして、雄大な小麦畑を見ながら頂きます。

見渡す景色はこ~んな感じ♪

美瑛選果にも立ち寄ります。敷地内には新鮮で旬な野菜が買える「選果市場」、スイーツや軽食が買える「選果工房」、美瑛の野菜をフレンチで味わえるレストラン「アスペルジュ」、美瑛産小麦を使用したパンのお店「小麦工房」があります。

大人気のもちもちしっとりの「ゆめちから食パン」。

こちらの「私を小麦畑に連れてって!~美瑛の丘で麦刈り体験&美瑛産小麦のパンを味わう~」の体験は6月中旬から7月迄と限られた期間だからこそできる貴重な体験です。美瑛の小麦を目で見て、触って、味わえる贅沢なこのプランをぜひ皆さんも体験してみてください。