色合いの変更
色合いの変更

丘を彩る秋の風物詩

自然が織り成す独創的な色彩

13つの季節を一度に!? 美瑛の紅葉

 

秋を代表する風景と言えば“紅葉”ですが、美瑛の紅葉は一味違います。

まず、9月の後半から10月にかけては、一般的に言う紅葉が広がります。

カエデやヤマブドウ、ナナカマドにミズナラ、シラカバといった、赤や黄色に常緑樹の緑が混じった、広葉樹の紅葉が、
標高の高い山から始まり、徐々にふもとの方へと下りていきます。

そして、もう一つ見逃せないのが、“カラマツの紅葉”です。

カラマツの黄葉と青い池

 

これは、一般的な広葉樹の紅葉がひと段落した後、ほんの短い期間だけしか見られない珍しい紅葉なんです。

カラマツは、漢字で“落葉松”と書く通り、葉を落とす珍しい松です。
日本の針葉樹の中では唯一の、落葉性の高木だそうです。

それが、10月末~11月初旬の1週間から10日ぐらいの短い期間に、一斉に黄葉へと変わり、その後すべて葉を落としてしまいます。

美瑛の丘には、防風林の役割もあって、丘の一番高い稜線伝いにカラマツが一直線に並んで立っていることが多くなっています。
それが時を同じくしてバッと色づくと、オレンジがかった黄金色のモコモコが、見渡す限り遠くまで一面に広がります。

秋まき小麦の新緑、奥にはカラマツの鮮やかな黄葉が並ぶ

 

足下には、青々と育ち始めた秋撒き小麦の新芽の鮮やかな緑の絨毯。
遠くには、真っ白な新雪をまとった十勝岳連峰の山々がそびえ立つ。

新芽の緑、紅葉の黄色、新雪の白という3色のコントラストは、通常なら同時に存在しない3つの季節の色が一堂に会する絶景です。


是非この一瞬の奇跡を、その目に焼き付けてください。

2美瑛の紅葉が見られる観光スポット

●白金 青い池

夏場は多くの観光客で賑わう「白金 青い池」。
あまり知られていませんが、紅葉の「青い池」も絶景スポットです。
水面の鮮やかな青と相まって、夏には見ることができない独創的な色彩を生み出します。青い池の周辺の広葉樹が色づく10月上旬が紅葉の見ごろです*

○白ひげの滝

「白金 青い池」から車で5分ほどの場所に位置する「白ひげの滝」。
びえい白金温泉の観光名所の一つとされており、ここの橋の上からは青い池のルーツとも言える「ブルーリバー」を眺めることができます。
滝と紅葉を一度に見ることができる、とても贅沢な紅葉スポットです^^
標高500m~600mのところから見下ろす紅葉は、まさに絶景です。

●十勝岳望岳台

「十勝岳望岳台」は標高2077mの十勝岳の中腹にあたる950mに位置し、美瑛駅(250m)より700mも高くなっています。
ここの魅力は、「日本で一番早い紅葉」と言われている大雪山系の山々をパノラマで一望できます。
道が舗装されていないため、石が転がっていることがあるので、歩き易い靴でお越しください。

○道の駅 白金ビルケ

2018年に美瑛で2つ目の道の駅としてオープンした「道の駅びえい 白金ビルケ」。
ここから「白金 青い池」までを結ぶ一本道の道路では、綺麗な紅葉の景色を楽しむことができます。
「道の駅びえい 白金ビルケ」ではレンタサイクルもありますので、心地よい風を感じながら、紅葉の景色を満喫してください。

 

3美瑛の紅葉を満喫できる体験プラン

春は雪遊び、秋は紅葉! ミニミニ十勝岳トレッキング

9月頭~中旬は高山植物が鮮やかに色付く時期

赤、黄色、緑と3色の紅葉が目の前に広がります
(9月下旬~10月上旬が見頃です)

丘のまちびえいDMOでは、紅葉の大パノラマを満喫できるプランを提供しています。
大雪山国立公園、十勝岳の中腹にある望岳台より、1時間程のミニミニトレッキングができます。
活火山である十勝岳のトレッキング気分を味わいたい方におすすめです!

山頂を目指すトレッキングではなく、山の中腹の散策を楽しむプランでなので、
トレッキング初心者の方もお気軽にご参加ください*

◆詳細はこちらを参照ください。→春は雪遊び、秋は紅葉! ミニミニ十勝岳トレッキング

 

「美瑛パッチワークの丘ウォーク」

美瑛のパッチワークの丘を、のんびり深呼吸をしながらウォーキング。
彩り豊かな丘の景色を存分に楽しめます!ゆっくりのんびり歩いて、ココロもカラダもリフレッシュしませんか?
10月末~11月上旬まではカラマツの紅葉を見ることが出来ますよ*

紅葉を見ながらウォーキング♪

写真撮影も楽しめます!

◆詳細はこちらを参照ください。↓
「美瑛パッチワークの丘ウォーク(拓真館コース)」
「美瑛パッチワークの丘ウォーク(三愛の丘コース)」

白一色の世界に閉ざされる長い冬を前に、ぜひ紅葉を見に美瑛へお越し下さい*