色合いの変更
色合いの変更

【青の絶景を巡る】青い池&白ひげの滝

幻想的なコバルトブルー。

神秘的なこの色は通称「美瑛ブルー」とも呼ばれています。
青の謎を追いながら、ここでは美瑛でしか見られない青の絶景スポットをご紹介します*

 

1青い池

幻想的なコバルトブルーが美しい青い池

あれ?この景色どこかで見たような・・・?

と思った方はもしかするとAppleユーザーかもしれません。

2012年に青い池はApple社の壁紙として採用され、世界的に有名となりました。
ところで青い池はなぜ青いのか、皆さんご存じですか?

実は青い池は天然のものではありません。
1988年12月の十勝岳の噴火に伴い、火山泥流を防ぐための防災対策として、美瑛川本流にいくつかブロック堰堤(小規模なダムのようなもの)が作られました。

そこに偶然、川の水がたまってできたのが青い池なんです。

でも、単に水がたまっただけでは青くなりませんよね?
青い池の青さの秘密は、その水にあります。


諸説ありますが、この水は白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水です。その2つの水が混ざると目に見えない「コロイド」が生成されます。

太陽の光と水中のコロイド粒子が衝突し、いろんな方向に光が散乱します。波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光がわたしたちの目に届き、青く見えると言われています。また池の底にある白い土壌が光を反射して、青さを引き立てているという一説もあります。

太陽の光、アルミニウムを含んだ水と美瑛川の水。
これらが絶妙なバランスによって、青い色を作り出しています。

偶然できてしまった池が、これだけ美しい光景を生むとはすごいことですよね!

天候、時間帯によっても見える青さが違います。
また季節によっても別の美しさが楽しめます。

水面に映る紅葉が美しい秋の青い池

秋冬の夜にはライトアップも実施されます。

11月には雪が降り、立ち枯れたカラマツが雪化粧する姿が見られます*

冬季(12月~4月中旬頃)は完全に凍結する青い池

夜には真っ白に凍った池をライトアップで幻想的に照らします。

 

青い池ライトアップ

【2021年11月1日(月)~2022年4月30日(土)
下記時間から午後9時まで点灯】

11月 午後5時00分~   2月 午後5時30分~
12月 午後4時30分~   3月 午後6時00分~
1月 午後5時00分~   4月 午後6時30分~

※悪天候時は中止になる場合がございます。

駐車場 2018年10月12日にオープンした新駐車場をご利用ください。

 

●施設情報

白金 青い池

住所
上川郡美瑛町白金
営業時間
日の出から日没まで見学可能です。11月1日から始まる夜のライトアップ期間中は21時まで見学可能です。
定休日
毎年6月第2日曜日に開催されるびえいヘルシーマラソン大会では、びえい白金温泉から美瑛市街地へと参加選手が走り抜けます。大会当日は、白金温泉周辺の交通規制があります。

●2020年4月より駐車場利用料金がかかります。駐車場利用料金についてはこちらを参照ください。

2白ひげの滝


「白ひげの滝」は青い池の上流3km、白金温泉地区にある滝。

落差は約30メートルあり、岩の隙間から数多く流れ落ちる様子が白いひげのように見えることから名づけられました。

十勝岳連峰の伏流水や地下水が水源となっており、それらが渓谷の断崖の割れ目から流れ落ちる「潜流瀑(せんりゅうばく)」という日本でも珍しい滝です。

先程ご紹介した青い池のルーツが美瑛川としらひげの滝であり、本来は透明な美瑛川の本流と青く見える原因となる硫黄沢川、尻無沢川という川が合流する地点がこの白ひげの滝です。この3本の川が混ざって1本の川となり、それが綺麗に青く見えることから、美瑛川は「ブルーリバー」とも呼ばれています。

そうしてできたブルーリバーの流れがたまったものが青い池なのです*

白ひげの滝では冬でも綺麗なコバルトブルーが見られます。

滝とは反対側に見るブルーリバーは雪景色でより青さが際立ちます*

白ひげの滝ライトアップ

【平成30年11月1日(木)から常設展示】

11月~4月 青い池と同時刻(上記)
5月~10月 午後6時から午後9時まで

駐車場 白金観光センター前公共駐車場をご利用ください。

 

●施設情報

白ひげの滝

住所
北海道上川郡美瑛町白金
営業時間
通年
定休日
毎年6月第2日曜日に開催されるびえいヘルシーマラソン大会では、びえい白金温泉から美瑛市街地へと参加選手が走り抜けます。大会当日は、白金温泉周辺の交通規制があります。

◆青い池や白ひげの滝に行くなら、美遊バスがおススメ

美遊バスは季節ごとに人気の観光スポットを巡る周遊観光バスです。美瑛の観光スポットを効率よく周遊したい!でも道も良く分からないし、特に冬道の運転は心配・・・という方におススメ!ベテランガイドが案内してくれますよ♪

12月からはライトアップコースも運行し、幻想的な青い池や白ひげの滝に出会えます!
季節ごとにコースや運行日が異なりますので、詳しくは美遊バスチケット購入のページをご覧ください。

 

◆レンタサイクルでアクティブに

道の駅びえい「白金ビルケ」ではレンタサイクルの貸し出しを行っています。
電動アシスト付き自転車、ロードバイクやクロスバイクなど様々な種類が揃っているので、お好みの自転車を借りることが出来ます。

ビルケから青い池、白ひげの滝まで観光含めて往復2時間程度!気軽にサイクリングを楽しめます。

美しい白金エリアの自然を爽やかな風を感じながら満喫してください^^

詳しくは道の駅びえい「白金ビルケ」のホームページをご覧ください。

 

3旅のお供に♪

やっぱり旅行といえば現地で食べられるスイーツやお土産も気になりますよね!
ここからは青い池をイメージした商品を少しだけご紹介します♪

青い池ソフト(夏季限定)

キタキツネのクッキーがかわいらしくトッピングされたソフトクリーム。
美瑛産の生乳を使用した牛乳ソフトとさわやかなラムネ味のフレーバーとミックスの3種類から選べます。

青い池売店がオープンしている期間限定で味わえる一品です!

青い池プリン(夏季限定)

下の白い部分は美瑛牛乳が使用されているミルクプリン、上のブルーの部分はレモン味のジュレで、1つで2層の味わいが楽しめます*

こちらも青い池売店限定商品です。ここにしかない味をぜひ試してみてください!

青い池ソーダ

まるで青い池のような爽やかなブルーのソーダ。

瓶のデザインもとっても可愛らしく、ドライブのお供にも、お土産にもぴったり♪
青い池を思い浮かべながらぜひ味わってみてください^^

美瑛サイダー

人気No.1の青い池(左)はレモン味で微炭酸。黄金色の小麦畑をイメージした小麦畑は強炭酸(中央)。美瑛産ハスカップを使った夕焼けの丘(右)。
味比べをしてみても面白いかもしれません^^

こちらは美瑛町内のみで取り扱われるご当地限定品ですよ*

青い池煎餅

ちょっと青さにびっくり?!青い池ならではの青いおせんべい。道の駅びえい「白金ビルケ」限定品です*

青い池観光のお土産にいかがでしょうか?

美瑛モケケ

一部の地域にしか現れない?!ご当地モケケです。北海道内でも地名がついているモケケは今のところ美瑛だけ!

最近は人気すぎて売り切れの時もあるようです…見つけたら必ずゲットしてくださいね^^

道の駅びえい「白金ビルケ」には巨大なモケケのぬいぐるみも置いてありますよ♪ぜひ旅の記念に一緒に記念撮影はいかがでしょうか*

 

◆買うことができるお店

青い池売店

住所
北海道上川郡美瑛町字白金
TEL
0166-94-3355(道の駅びえい「白金ビルケ」)
営業時間
9:00~17:00
定休日
冬季休業

道の駅びえい「白金ビルケ」

住所
北海道上川郡美瑛町字白金
TEL
0166-94-3355
営業時間
9:00~18:00(6月~8月)
9:00~17:00(9月~5月)
定休日
年末年始(12月31日~1月3日)


4番外編:癒しスポット

青い池、白ひげの滝の近くにある「びえい白金温泉」。
宿泊はもちろん、日帰り入浴も可能です。
温泉でほっと一息、源泉かけ流し100%の湯をぜひご堪能ください♪

詳しくはこちら「美瑛町で温泉体験~自然を感じる温泉エリア~」の記事をご覧ください。

一度は訪れたい「青の絶景」スポットはいかがでしたか?
夏の真っ青に晴れた空と青い池、秋の紅葉とのコントラスト、冬のライトアップされた幻想的な雰囲気など四季折々の楽しみ方があります。
美しい美瑛ブルーをぜひ見に来てください^^