色合いの変更
色合いの変更

1951年に開店した花輪食品。そこで主に肉部門を担当している花輪昌明さん。ご自身も食べ歩きが大好きで、美瑛のおいしいものなら任せとけ!という地元の人たちしか知らない情報通。「美瑛和豚もちぶた」をはじめとし、野菜やオリジナル商品など、ここでしか買えない逸品を揃える美瑛のローカルマーケットについて、お話を伺いました。

 

みんなにとって良いことが商売の考え

“父の代の花輪食品開店時は八百屋でしたが、その後、魚、肉、そして生活用品と増やしてきました。自分も食べることが好きなので、他のまちに行っては食べ歩き、研究をしています。ラーメンのタレをオリジナルで開発する前には、1日に5軒まわったりもしました笑。地域の店として地産地消を考えているので、ただ仕入れるというだけではなく、つながりのある農家さんに特別に野菜を作ってもらったり、美瑛産の小麦「香麦」でうどんやラーメンを開発したり、食べ方の提案をしています。自分たちだけが良いという商売ではなく、みんなにとって良いことは何かと考えて仕事をしています。”

花輪食品

住所:美瑛町栄町1丁目6番18号

お客さんとのコミュニケーション


“やっぱりお客さんが「この前買っていったあれ、おいしかったよ。」と言ってくださることがうれしいですね。美瑛ブランド豚の「美瑛和豚もちぶた」をまるごと一頭買いして、全ての部位を販売していますし、ベーコンやソーセージ、ハンバーグなどをオリジナル商品として置いているのですが、別のまちに引っ越したお客さんがわざわざ買いに来てくれたり、本州からのお客さんにも評判をいただき送って欲しいと連絡いただいたり。自分がオススメするものを喜んでいただけて、ありがたいことです。”

経営とまちづくりは似ている


“少しずつ良くなることが大切なのだと思っています。急に観光客が増えすぎても困ることもあるだろうし、急に来なくなったらダメになる。まちづくりも経営と似ていて、何を大事にするか、何を実践するのかを考える時間が必要なんだと思います。私たちはそろそろ代替わりで次の世代の時代になりますが、大事にして来た「おいしいものを提供する」ということを変えず、進んでいければと思いますね。”

花輪さんのmy BIEI