色合いの変更
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【体験記】美瑛・パッチワークの丘 ‟畑DEフットパス”

この「畑DEフットパス」体験は生産農家さんに特別な許可を頂いて、普段は絶対に入ることの出来ない丘の上をガイドの案内で歩きます。
このプランでしか見ることができない絶景は、まさに感動ものです!
育てられている作物も間近で見ながら、美瑛での農業や、農作物、自然についてなど、奥深い話を聞くことが出来ます。
参加する時期によって農作物の成長度合いが異なり、毎回景色の変化を楽しむことが出来るのも、このプランの魅力ですね!
(写真は5月末に撮影)

まず畑に向かう前に靴をしっかり石灰で消毒します。
そうしないと靴の裏に付着している病原菌や害虫が土の中に入り、畑がだめになって、農作物が取れなくなってしまう恐れがあるからです。

それではさっそく畑に向かいましょう!
いきなり急な登り坂です(笑)
これからどんな景色が広がっているのかドキドキわくわくします。

まるで空に向かって歩いているような道。
空と丘の境界線がとても綺麗です。
こんなに急傾斜の丘で農家さんは作業をしていると思うと驚きです。

途中、十勝岳の噴煙を目の前に臨むことが出来ます。
まだ雪の残る山々と秋撒き小麦の美しい緑のコントラストは美瑛ならではの景色です。
秋撒きと春撒き小麦の成長度合いの違いもぜひ比べてみてください。

ツアーでは畑で育てられている様々な作物を間近で見ることが出来ます。(写真はビート)
よく見てみるとポットに入った苗が植えられているのが見えます。
この苗は雪が溶ける前の2月中旬から作られます。
もう少し歩いていくと今度は直撒きされたビートの畑があり、同じ作物でも植える時期での成長の変化を見て取ることが出来ます。

運が良ければ作業中のトラクターを見れることも!間近で見ると迫力満点です!

このクマザサが立ててある意味、皆さんご存じですか?
何もない広大な土地に正確な畝のラインを引くために目印として立ててあります。
このクマザサを目印にトラクターが入って水や肥料を撒いたりします。
これは広い畑で効率よく作業するための農家さんの工夫です。

2012年以降、大雨の被害により、以前までは平地でつながっていた畑の間に水の流れが道を作り、大きな穴が出来てしまったそうです。
何度も埋めようとしたそうですが、毎回雨でえぐれてしまい、地層が見えるほど掘れてしまっています。
農業は自然の影響を大きく受けます。


途中、舗装道路も歩きます。遠くに四季彩の丘も見ることができます。

コースの最後、十勝岳の噴煙を正面に眺めながらフットパスは終了です。

フットパスの後は美瑛放牧酪農場の美味しいソフトクリームのおまけ付き!
濃厚な味わいのソフトクリームと店内で焼かれるワッフルコーンは絶品です。

美瑛放牧酪農場では約20ヘクタール(東京ドーム4個分)の広大な土地にジャージー種、ブラウンスイス種、ホルスタイン種の3種類
120頭の牛たちが飼育されています。

美瑛放牧酪農場にもフットパスコースがあります。
体力に余裕がある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
タイミングが良ければ放牧された牛たちを間近で見ることが出来ます。

★美瑛放牧酪農場の情報はこちら

この「畑DEフットパス」体験は参加する季節により、作物の成長度合いが違うため、毎回景色の変化を楽しむことが出来ます。
美しい美瑛の景色は農家さんの工夫と日々の努力によって、作り上げられています。
そんな農家さんに感謝をしながら、とっておきの景色を眺めることのできるこの体験は美瑛でしかできない「ここだけの体験」です。

★畑DEフットパスのご予約はこちら